施設概要

施設概要

日野市、国分寺市、小金井市の可燃ごみを共同で処理しています。
排ガスは、厳しい基準を設けて処理し、燃焼で発生する熱は発電に利用しています。
災害が発生した時に利用できる避難者受け入れスペース・備蓄スペースも確保しています。

施設名称 浅川清流環境組合 可燃ごみ処理施設
施設所在地 日野市石田一丁目210番地の2
建築面積 約5,180㎡
延床面積 約14,920㎡
用途 ごみ焼却施設
建物高さ 32.6m
煙突高さ 85m
竣工 令和2年(2020年)3月

建物概要

構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
基礎 杭基礎、直接基礎
階数 地上6階、地下2階

設備概要

処理能力 228t/日(114t/日×2炉)
処理方式 全連続燃焼式(ストーカ炉)
発電設備 蒸気タービン発電機 5,190kW

災害対策について

当施設は、以下の通り、災害などに強い安全な設計をしています。

耐震性能

災害時に避難施設となる病院や学校などと同等の耐震性を有しています。

浸⽔対策

⽇野市の洪⽔ハザードマップによる浸⽔想定(多摩川⽔系の流域に2⽇間で588mmの⼤⾬が降ることを想定)は深さ3〜5mです。 当施設では、地盤⾼のかさ上げと浸⽔対策を⾏っており、3mの⾼さまで浸⽔しても運転に⽀障がありません。また、それ以上に浸⽔した場合で も、電気的に重要な機器は5m以上の⾼さに設置しているため、被害が最⼩限となり、早期の復旧が可能です。

発電設備

ごみを焼却したときに発⽣する蒸気を使⽤して⾃家発電を⾏い、施設内の電⼒を賄います。災害などにより電⼒会社から電気が供給されない場合でも、発電に必要な量のごみと排ガス処理などに⽤いる⼯業薬品があれば、施設内に電気が供給できます。

避難スペース

⽇野市が指定する避難所・避難場所ではありませんが、災害が発⽣した場合は、建物6階の会議室やホールを避難スペースとして利⽤できます。また、災害に備えて⽔や⾷料、⽑布などの備蓄を運営事業者が⾏います。

飲料⽔

飲料⽔は井⼾⽔を使⽤しています。そのため、災害などで上⽔道が使えない場合でも利⽤できます。

ガイダンス映像

大人用

小人用