見学設備

施設各階見取図

  • 1階
  • 4階
  • 5階
  • 6階

⾒学設備について

施設内では、以下の設備を見学することができます。

1階

  • 公害防⽌データ表⽰設備
    1階エントランスでは、施設の運転情報(運転状態、排ガス濃度情報など)をご覧いただくことができます。

4階

  • プラットホーム
    収集されたごみは、プラットホーム内にある6つのごみ投入扉からごみピットへ投入されます。 プラットホームの出入口には、エアカーテンとスライド式自動扉が設置しており、外に臭いがもれないようになっています。 また、外からの風がとおり抜けにくくなるように入口と出口の位置を工夫しています。 手前には、5番と6番のごみ投入扉があり、ダンピングボックスが設置されています。 ここでは搬入車が運んできたごみを抜き打ちで検査し、不適切なごみ(分別されていないごみ)が入っていないかを確認します。 畳やタンスなどの可燃性粗大ごみは、別途設置されている切断機で焼却炉に投入できるサイズに切断します。
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  • ごみピット
    ごみピットの大きさは奥行き約16m、幅約33m、深さ約16m、約1週間分のごみをためることができます。 ためられたごみは、自動運転のごみクレーンにより焼却炉(ごみ投入ホッパ)に投入されます。クレーンは一度に最大で5tのごみを掴むことができます。 皆さんの家や学校から出たごみは、全てこのごみピットに一度ためられます。 ごみピット内の空気は、ごみを燃やすための空気として使います。 ごみピットの空気を常に焼却炉に供給することで、ごみピット内の臭いが外に漏れることを防いでいます。
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  • 中央制御室
    この施設の全ての機械は中央制御室で制御されており、自動で運転しています。 壁には施設の中を監視しているカメラの画像が、机の画面には施設内の全ての機械の情報が表示されています。 これらの情報を基にコンピュータが自動で機械を制御して、施設全体を運転しています。 ごみピットに面した窓には、ごみクレーンの操作席があります。普段は自動で動いていますが、手動のときにはこの席に座ってごみクレーンを操作します。
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  • 炉室
    焼却炉は2炉あり、1炉あたり1日に114tのごみを焼却することができます。 炉内では火格子によって少しずつごみを送り、850度以上の高温で燃やすことで、ダイオキシン類等の有害物質の発生を抑えています。 また、プラットホームやごみピットの空気を焼却炉の中へ送り込むことで、ごみの臭いは熱によって分解され、取り除かれます。 焼却炉、ボイラ、エコノマイザ、ろ過式集じん器、脱硝反応塔など、ごみの焼却と排ガスを処理する機械が設置されている工場内で一番大きな部屋です。 地下1階から6階までの吹き抜けになっており、大きな機械が設置されています。
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  • 蒸気タービン発電機室
    蒸気タービンの羽根を高圧蒸気で回し、発電機を動かして発電します。 発電量は1時間あたり最大5,190kW。一般家庭、約15,000世帯分に相当する電気を生み出します。 この施設の機械は全てこの発電機で作られた電気で動いています。つまり自分の使う電気を自分で作っています。 また、発電した電気は施設で使用する電気の量よりも多いので、余った電気は電力会社等に売られています。 皆さんの家や学校で使っている電気の一部は、ここで発電された電気かもしれません。
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  • ごみ臭体験
    ごみ臭体験室内では、複数の臭気を嗅く体験ができます。

6階

  • 見学者ホール
    本ホールでは、施設の模型などの展示を見学いただくことができます。

特別見学設備(イベント等)

  • 煙突内部見学【煙突】
    ろ過式集じん器や脱硝反応塔で処理された排ガスは、高さ85mの煙突から排出されます。 排ガスに含まれる有害物質濃度は、全国トップレベルの厳しい基準値をクリアしています。 煙突の外観は景観上の配慮として、周囲の自然に溶け込むような色をしています。 煙突は外から見える外筒というコンクリート製の筒の中に、1号炉と2号炉につながっている2本の内筒と呼ばれる鋼鉄製の煙突が収まっています。 この2本の内筒の先端が煙突の頂上に見えています。内筒と外筒の間の空間には階段がついており、歩いて頂上まで登ることができます。
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周辺の自然解説

  • カワセミ
    日野市、国分寺市、小金井市の市の鳥。 日野市内では多摩川、浅川をはじめ、谷地川、程久保川といった小さな川でも見ることができます。用水路にも現われ、水面すれすれに「ピィッ、ピィッー」と鳴きながら飛んでいきます。川辺の小枝から、水中にダイビングして小魚を捕ります。
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  • オオカマキリ
    木の多い林や草むら、川の近くなどでよく見られます。昆虫界のハンターとも呼ばれ周囲の草に紛れて、獲物に忍び寄り奇襲します。強力な鎌足であらゆる昆虫を捕えて食べます。時にはカエルやトカゲを食べることもあります。
  • ツバメ
    長い尾と、オレンジ色の額やのどが特徴です。翼が大きく、飛ぶことに適した細い体になっていて、時速50~200kmという高速で飛んでエサを捕ります。脚が弱いので、地面に下りたり歩行したりするところはめったに見られません。
  • コイ
    大きな体で、口のまわりに4本のひげがあります。コイは口に入るものなら何でも食べてしまい、貝殻なども「咽頭歯」という歯で噛み砕いてしまいます。生命力が強く、寿命は平均20年ほどですが、中には70年を超えるものもいるそうです。